滑り止め施工シーン

2021年12月10日

【施設の責任者様へ】玄関のタイルの滑り止めでお客様の安全を守りましょう

【施設の責任者様へ】玄関のタイルの滑り止めで

お客様に安心して施設をご利用いただくためには、普段から徹底して安全対策を講じなければなりません。

とくに雨や雪が降る日の玄関は転倒リスクが高く、場合によっては訴訟問題に発展することもあります。

事故を未然に防ぐため、施設側は滑り止め対策を打つ必要がありますが、なかには「滑り止めマットやテープを使うと美観を損ねてしまうので、なかなか対策に踏み切れない…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは施設の高級なイメージを守りながら「すべらない」を実現できる、滑り止めのノウハウについてお伝えします。

転倒の原因について

お客様が玄関で転倒される原因は次の2つです。

施設の滑り止め対策を講じるにあたり、まずば転倒が起こる原因を紐解いていきましょう。

雨や雪等で床が濡れている

雨や雪が降る日は床が濡れ、転倒リスクが高くなります。

なかでも施設の入り口である玄関は滑りやすく、モップ等で濡れた箇所を拭こうにも多くの人が往来する場所なのできりがありません。

天候は変わりやすく、予想外の雨や雪に見舞われることも多々あるので、常時有効な滑り止め対策を施す必要があります。

床の表面汚れ

転倒は雨や雪の日だけではなく、水や油、粉などで床の表面が汚れている場合にも起こります。

水や油で足元が滑るのはイメージしやすいかと思いますが、工場などで加工の際に飛散した粉で床が汚れ、足を滑らせてけがや転倒をしてしまうこともあるのです。

床の表面汚れには小まめな清掃が有効ですが、従業員が定期的に清掃活動にあたるのは業務に影響が出ますし、そのためだけに新たな人を雇うのもコストもがかかります。

滑り止めを施工することで得られるメリット

滑り止め対策をするためには費用がかかりますが、施工することで得られるメリットも多いです。

ここからは滑り止め(防滑剤)を施工することで得られるメリットを3つご紹介したいと思います。

お客様が安心・安全に施設を利用できる

滑り止めを施工することで得られる最大のメリットは、お客様の安全確保ができることです。

とくに高齢者は転倒事故が原因で寝たきりになったり、場合によっては死につながることもあります。

そのような方たちにも安心・安全に施設を利用してもらえるようになることで、長い目で見れば施設の収益UPにもつながるかもしれません。

床(タイル・コンクリート)の掃除がしやすくなる

防滑剤を用いた滑り止めを施工すると、掃除がラクになります。

なぜなら、洗浄した床に専用塗料を塗っているだけだからです。滑り止めマットを動かしたり、テープの継ぎ目にあるゴミを取り除くために細かくお手入れする必要がありません。

また摩擦しにくく、耐久性も高いので、一度施工すれば長持ちします。

外観のイメージを損なわずに滑り止め対策ができる

防滑剤を用いた滑り止め施工では、施設の美観を損なわずに転倒予防対策をすることができます。

ホテルやマンションのポーチは公共施設や商業施設に比べると、高級なイメージが持てるように建築されていることが多いです。

外観はもちろん、内部の空間にまでこだわっている場所であれば、滑り止め対策が必要だとはわかっていても、滑り止めマットやテープの設置は気が引けることでしょう。

防滑剤なら外観のイメージを損なわずに滑り止め対策ができるので、美観と安全な環境を共存させることもできます。

こんな場所にも滑り止めが使われています

防滑剤を用いた滑り止めは多くの場所で使われていますが、なかには施工のイメージが湧かないという方もいらっしゃるかと思います。

ここからは、どのような施設がどの場所に取り入れているのかをご紹介しますので、一緒に見ていきましょう。

マンション

マンションでは玄関やエントランスホールなどを中心に、多くの人が利用する場所に滑り止めを施工するケースが多いです。

美観を損なわず、居住者も快適に暮らすことができます。

商業施設

商業施設では店舗出入口をはじめ、店舗の床やトイレの床などに滑り止めが施されています。

なかには店舗前の歩道に用いて、お客様の安全対策を講じている施設もあります。

ホテル

ホテルもマンションと同様に、玄関やロビー、エントランスホールなどが中心です。

大浴場がある施設では、浴室の床に滑り止めを施すこともあります。

病院

病院では玄関やロビー、トイレの床などに滑り止めを施工するケースが多いです。

車椅子を利用する方も多いので、スロープに防滑剤を用いることもあります。

まとめ

防滑剤を用いた滑り止めを施工することは、お客様が安心・安全に利用できるようになるのはもちろん、施設側にとってのメリットもたくさんあります。

上手く取り入れて、施設全体のイメージアップにもつなげていきましょう。

”滑り止め施工なら見た目が変わらないって言ってたけど本当かな…”

”どれくらいの滑り止め効果があるのか、実際に試してみたい”

など、滑り止め施工に関する不安や疑問などがあれば、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。希望があればサンプルのご送付もできますし、専門知識を持ったスタッフが真摯に対応させていただきます。

今や法人にとって、「防滑」は訴訟防止するリスクマネジメントです。

早めに「滑り止め対策」を講じ、お客様に安心・安全な環境を提供してみてはいかがでしょうか。

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